シャフトとカラーの圧入の式
シャフトとカラーの圧入を考えるとき、シャフトもカラーも筒として考えます。
シャフトを内筒、カラーを外筒として考えますと、必要なパラメータは、
面にかかる応力、接触面積、摩擦係数から求められます。
摩擦係数が鬼門ではありますが、理論値としては面圧さえ出ていれば求められます。 面圧は、内外径、ヤング率、ポアソン比、締め代から求められます。
材料力学の本によると
材力の本(詳解材料力学演習 下)によると
となっています。
NSKのテクニカルレポートでは
NSKのはめあいのテクニカルレポート によると、圧入力の式は
となっています。 これが分かりにくかったのでいくつか数値を書き直します。
これをもとに書き直すと
となり、同じ式になります。
ただそれだけ
備考
ですが、直径の場合でも、
となり、頭の分母以外は半径と直径を入れ替えても同じになります。