深溝玉軸受けを選定するうえで、車載でのベアリング選定で気を付けていた項目と検討方法について説明する。
基本的にNSKのカタログベースで考える。
レベル感の共有として、私が検討しているのは内径30~40、外形50~80くらいのサイズのベアリングの検討での知見である。
- 静的な状態での強度
- 許容回転数
- 寿命(使用率)
- アキシアル荷重が大きい際の乗り上げ
- はめあいとすきま
- ギアによってベアリングに加わる荷重を検討する
深溝玉軸受けを選定するうえで、車載でのベアリング選定で気を付けていた項目と検討方法について説明する。
基本的にNSKのカタログベースで考える。
レベル感の共有として、私が検討しているのは内径30~40、外形50~80くらいのサイズのベアリングの検討での知見である。
業務で圧入部品をよく使うので、必要検討内容と検討書をまとめておきます。
Cetus3Dはリニアガイドを使用していることもあり、各軸の重量がそこそこあります。
それもあり、ステッピングモータに力が入っていないときはZ軸よりも先の部分が自重で落下していきます。
こんな感じ
— 木製ノギス (@woodenCaliper) September 3, 2020
それによって問題が発生するかと言われれば、何もありません。
しいて上げればノズル先端が毎回ベッドに接触している状況になってしまうので若干摩耗したりつぶれてしまう可能性があることでしょうか。ほぼないと思うけど....。
まあ、気にはなってしまうので直せるなら直します。
続きを読むA~Bの連番(例えば20,25,30・・・100)を2つの値の和(Xa+Xb)で作るとする。
このとき、すべての連番を作ることができる最小種類となるXnの数値はいくらか
(※Xa+Xaは可、Xa+0は不可)
例、
A~Bを(2,3,・・・10)とする。
これをXa+Xb=2、Xc+Xd=3、・・・
となるように、2値の和で2~10までをすべて作り出すことができる最小のXnの種類数と、Xnの組み合わせを求めたい。
これを数学的に解く方法がわからん。
続きを読む注記:メモ代わりの殴り書きですのでご承知下さい
一番下のシャフトが入力、Dが固定、BとCは結合、 Aが出力
DとCだけなら普通のサイクロ減速機なんだけど、その上にもう一段、外歯→内歯の順でつけると、揺動する曲線板の動きをキャンセルでき、出力板(A)に回転だけを簡単に取り出せます。
しかし動きが独特で、実物をみても減速比がどのように決まるのかがわからない。
雑な説明として、
この3の部分がどのようになるのかが頭でイメージできない。
とりあえず実物を3Dプリンタでサクッと作って、実測で計測しようとしました。
作ってみました
以下が結果
D歯数 | C歯数 | B歯数 | A歯数 | 減速比 |
---|---|---|---|---|
4 | 3 | 3 | 4 | 無回転(∞) |
4 | 3 | 4 | 5 | -15 |
4 | 3 | 5 | 6 | -9 |
4 | 3 | 6 | 7 | -7 |
6 | 5 | 4 | 5 | 25 |
6 | 5 | 5 | 6 | 無回転(∞) |
6 | 5 | 6 | 7 | -35 |
この結果から考察するなら、
という計算方法になる。
最初は単純にA x Cになるものだと思っていたので、実際に作ってみるものだなぁと思った。
この式に関して正しいとは思っていないくて、そもそも
AとB、CとDの歯数差が1になるものしか試していない
という問題はあるので、限定条件下での式であると思います。
この減速機はサイクロ減速機のめんどくさい部分である、
がなくなるうえ、高減速が得られるメリットがあるので結構使えると思うのですが、使ってる人を見たことがないです。
まあ、デメリットとして曲線板が1つなので工夫しないと重心が軸中心に来ないというものがありますが....。
しかし、3Dプリンター精度で直径50mm、厚さ10mm、4部品で減速比100くらいは簡単に作れるのは魅力ではないでしょうか
減速比の計算は解決しましたので、こちらで解説しています。
woodencaliper.hatenablog.com